元々取得した日本ソムリエとして飲食業に様々な形で従事し、カリフォルニアのナパにあるワイナリーでも働いた経験のある山本さん。数あるワインの中でもイタリアワインに興味がわき、そして可能性を感じ自分の専門分野にしようと考えたことが、コースに参加されたきっかけだったそうです。
「日本ソムリエ協会の資格を取得できていたので、授業や試験に感しては何とかなるだろう、と楽観的に考えていました。実際に授業が始まり、まず感じたのは、その予想は間違いであったことです。イタリアソムリエ協会の独自の理論やデータが多くあり、一からの勉強も多くありました。私がそれまで勉強してきたものと比較しながらの記憶作業は大変でしたが、やりがいのあるものでした。同窓生のやる気に助けられたのは言うまでもありません。私にとって一番、興味深かったのはテイスティング及び食べ合わせのメソッドです。それまでに学んでいた日本式、イギリス式とは全く違いました。正直、私の抱いていたイタリア人のイメージからかけ離れた、繊細で緻密なテイスティングと料理との食べ合わせ手法でした。また授業以外では同窓生たちとよく勉強会をしていました。ただのワイン会といえばそれまでなのですが、日本全国から環境や立場の違った方たちと同じ志の元でイタリアワインについて語りあえたことはお客様にワインをおすすめする職業人として本当に勉強になりました。授業が休みの週末は主に課外ツアーに参加しました。醸造家の先生と共にワイナリーを訪れられたのは良かったです。私はできるだけイタリアを感じて帰りたかったので、勉強の余裕があるときは外食をしました。学校のある街並みは美しいので、体調管理のランニングにも最適でした。また同窓生たちとは、授業終了後にイタリア各地のワイナリーを車で回ったことはとても良い思い出になりました。」とコースを振り返る山本さん。
「イタリアワインの需要はもちろん日本でも、そして世界でも広がっていってます。そういう意味ではまだまだ発展途上です。イタリアワインはわかりにくいと言われますが、それでも心を捉えてしまう、その素晴らしさを自分の学んだ知識と共に伝えて行きたいと考えています。資格だけでなく経験そして仲間たちと、私は多くのものを得ました。授業のことだけではなく生活面での多大なるサポートもして頂いた亀山さん、アシスタントさんそして先生たちには大変、感謝しております。」とお話して頂けました。
現在山本さんには、2007年から開催しているイタリア文化会館での「AIS式ワインを楽しむ方法/1Dayコース」の講座講師としてもご活躍頂いています。山本さんのこれまで積み重ねてきた経験も生かし、日本、そして世界にもイタリアワインに対する魅力を伝達していってくれることでしょう。 益々のご活躍を祈念しております。
ー プロフィール ー
AISソムリエ取得時期:Accademia dei vini17期(2011年10月コース)
その他保持資格 : 日本ソムリエ協会認定ソムリエ
現在の勤め先
プレミアムワイン株式会社 http://premiumwine.co.jp/
業務内容 : 主にワインオークション、またワインに関するあらゆることを扱う中 でイタリアワインの担当 http://premiumwine.co.jp/auction.html
山本 一毅 Kazuki Yamamoto
取締役/ Wine Specialist
プレミアムワイン株式会社
東京都港区虎ノ門3丁目2-2 30森ビル804
tel 03-6859-8550 / 090-1152-5142
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