ワイン生産 慢性的な下落?

OIV(The International Organisation of Vine and Wine )のカンファレンスにて、代表 Federico Castellucci 氏により、世界のワイン生産についていくつかの興味深いデータが発表された。

このデータは、トップ10の国のデータを検査して得られたもので、詳細は文末のグラフから見て取る事ができる。

しかし、このグラフになっているものだけではなく、更に過去にさかのぼりワイン生産についてのデータを比較するデータも検証された。Federico Castellucci氏は、栽培面積の減少について言及、2003年には、7,9Mhaであったのに対し、2012年には7,6Mhaになっている。しかしながら、その減少のカーブは、年間のブドウ畑の減少数が40000~45000haであった2003年以前に比べて緩やかになっている。2012年の世界の生産量は、248Mhl,1995年より下回っており、70年代の生産量の半量に近づいている。

最も生産量が多い国は、フランス、イタリア、スペインでここ15年でその生産量が、140Mhlから120Mhlへと、20Mhlの減少。イタリアは、他の2国に比べると減少量が少なく、実際にブドウ畑の平均面積は0,7haから1,2haへと変化しており、他の二国にくらべると下落は少ないのである。更に、オーストラリア、チリ、ニュージーランド、南アフリカなど他の国をみていても、前述の全ての国を全て足しても、イタリアの生産量には追いつかないのである。

消費に関して、予測値としては、236Mhl~250Mhlに落ち着くであろうと言われている。世界の状況がいまの傾向を維持するのであれば、5~6Mhlのワインが不足するが、残存在庫から補うことのできる量であろう。

ということで、今年はワインは不足しないでしょう!

記事はこちら http://www.aisitalia.it/produzione-di-vino-calo-cronico.aspx#.UNMB86VcJrMcasino onlinecasino onlinecasino onlinecasino online

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