イタリアソムリエ協会会長 テレンツォ・メドリからの報告 No.6

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全ての人に開かれた協会、そして皆さんの中央に存在する協会

若い人から出てくる様々な要求が、AISの今後の変革をしっかり理解する事なくなされるというのは私は望んでいません。
イタリアのエノロゴの第一人者であるジャコモ・タキス氏が”Il Sommelier italiano°の最新号でのインタビュ−でこのようなことを話していました。:私は、AISが好きです。なぜなら、AISはより民主主義的な協会だからです。見習いや農家の人々やワイナリーの一人者、そして大学の教授などとを結びつけてくれるからです。AISでは、全員が同じソムリエです。とは言っても、マキャヴェリのような偉大な思想家は、”称号は人にこびない、が、人は称号にこびる”とも記しています。

言い換えれば、AISはほんの少しの選りすぐられた人のアカデミーではなく、人の手による仕事ということを認識し、文化としてワインを愛する人たちの正しく「家」なのです。ワインを学び、研究したいと考えるような人たち全てに開かれた”キャンパス”なのです。

私はここで、イタリアソムリエ協会の教材改訂において、グラフィックや様々な言葉の言い回し等も含め、完璧な一品として仕上げてくれた協会メンバーによる委員会の方々に非常に感謝の意を示したいと思います。
今日の全員一致の認識として、私達の使う教科書はより完全なものとなり、これは国内レベルに留まっていないレベルのものとなりつつあります。スペイン語に翻訳され、今後は国際レベルでワイン文化を伝達する手段として、英語にも早急に翻訳するつもりでいます。

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