イタリアソムリエ協会会長 テレンツォ・メドリからの報告 NO.7

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更に研究を重ねる団体としての提案

文化という道を進んでいくには、何が次の一歩となるのでしょうか?ソムリエコースにおいての更にもう一段階上のコースについて検討している件は、少しお話ししましたが、その他に、ワインに親しむための短期コースの普及など、教育分野の強化を進めていく必要があります。機関誌の更なる充実や、様々な情報、新たに更新されたこと等を伝えるのに重要な手段としてインターネットのポータルサイトなどを新たに発展させていくことも必要でしょう。ですが、これは特には、ワインの世界に熟練した熱心な人々によって高いレベルの団体を設立し、研究活動を着工させることであります。

私達の目指す団体は、ワインやワインと食との食べ合わせの観点で、味における進歩的な研究をこれからも発展させていったり、AISの将来について、またその一つとしては、常に輝きを持ち続ける教授達を育てていく上で役立つような方向性を形づくっていくような団体なのです。これからの4年間の協会を引っ張っていく新たな首脳陣は、この研究プロジェクトや私達の将来の基本的重要性を深いものにする役目を請け負ってくれています。

私は、特に、ワインは健康に良いという特質(当然ながら、適量の場合ですが)を更に掘り下げることを勧めたいと思っています。これは、非常に興味深い研究の流れであり、80年代に”フランス的パラドックス”として研究が始まったものであります。例えば、ワインの化学成分である”resveratrolo”−これは、フルーツ、野菜、茶類の中にも成分として含まれていますがーは、抗酸化作用があり、血液をサラサラにし、善玉コレステロールを増やすということは、今日、非常に知られるところとなりました。その他にも、赤ワインは血圧を下げ、心臓に関係のある様々な病気の危険性を引き下げる効果があることもよく知られています。科学的に最大限の研究をすること、また、情報伝達面において私達が持ってる能力を最大限に生かして、その結果を皆さんに報告することがAISの役目なのであります。

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