Una Passione Intensa : Tenuta dell’Ornellaia社

イタリアでワインを勉強する醍醐味は生産者の声を直接聞くことができること。17期 Accademia dei vini 「AIS認定ソムリエ養成コース」において、日本でもその品質の高さで名前を知られている生産者「Ornellaia/オルネッライア社」のワインセミナーが開催されました。

コースを訪れたのはインポートマネージャーのGiovanni Mazzoni氏。 コースの全てのカリキュラムを終え、最終試験を迎える前に開催されたこのセミナーの中では、非常に高度な質問も飛び交い、非常に活気溢れる時間となりました。

Giovanni氏の講義は、聴いている者を魅了してしまうその情熱の深さが、生徒のみなさんに感動を与え、「ワインを学ぶ楽しさ」を教えてくれたような気がします。

生徒のみなさんも「品質を重視した妥協のないワイン作り」について実際に話や映像を目の当たりにし、ジョヴァンニ氏の情熱あふれる話を聞くことによってソムリエとしてワインを伝える立場の重要さを実感したようです。

また、Ornellaia社とAIS JAPANのコラボレーションはコースだけにはとどまりません。

2011年秋よりOrnellaia社のHPに日本語が加わりました。この翻訳はAIS JAPAN監修ということで、AIS日本人ソムリエによる翻訳を担当させて頂きました。

http://www.ornellaia.com/home.html

日本語を使うことにより、より幅広い人々にイタリアワインの素晴しさが伝わる事をAIS JAPANも心より願っております。casino onlinecasino onlinecasino onlinecasino online

Inizia 18° Corso di sommelier AIS per i giapponesi

AIS JAPANとAccademia dei viniのコラボレーションによる「AIS認定ソムリエ養成コース」の第18期コースが1月31日から始まります。
このコースは在日イタリア大使館及びAssociazione Culturale Italia-Giappone(日本イタリア文化交流協会)の後援において開催され、イタリアワインのスペシャリストとも言える「AIS認定ソムリエ」の育成に大きな役割を果たしています。

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La logia della degustazione del vino : Il tannino

ソムリエ資格を取得してからが本格的なソムリエ修行とも言います。イタリアソムリエ協会では資格所得者のその後のスキルアップの為に、各支部において様々なセミナーが開催されています。

イタリアソムリエ協会副会長のRoberto Bellini氏の企画する「La logica della degustazione del vino」がMontecatini Terme : Hotel Guhelにて開催されました。今回のテーマは「il tannino / タンニン」

赤ワインの中に含まれる味を形成する上で重要な構成成分でもある「タンニン」はまだまだ今現在でも研究中の内容が多いテーマでもあります。

研究が重ねられる中で、近年になって使われるようになって来た「フェノール熟成」という言葉が表すように、タンニンは熟成度合いによってもそのタイプが変わってきます。

直接的には口の中の感覚を生み出し、味わいにも影響を与えるタンニンは、そのタイプを理解する事がテイスティングの際に大きく役立つ事は言うまでもありません。

講義の中ではタンニンの由来、品種による違い、熟成による違い、ワインの中の他の成分との関係等々「タンニン」を様々な角度からとらえ理解する為の内容の説明が行われました。

その後のテイスティングでは、8種類の赤ワインのテイスティングを行い、品種、収穫年、地域のそれぞれ違うワインを味わいながら、その「タンニン」について実際のテイスティングの中で理解をする為の訓練も行われました。

次回の「La logica della degustazione del vino」は1月27日に開催予定。テーマは「EQUILIBRIO GUSTATIVO DEL VINO / ワインの味わいのバランスに着いて」です。詳細についてのお問い合わせは club@aisjapan.it まで。

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Visita produttore : Il Calepino社

Accademia dei vini「AIS認定ソムリエ養成コース」では、生産者の方がコースを訪れ、ワインのプレゼンテーションとともに、生産者の方からならではの様々なお話をうかがう機会があります。

第17期Accademia dei viniコースでは、ロンバルディア州のValcalepio地域からValcalepioワインの代表格でもある「Il Calepino社」のオーナーFranco氏が訪れ、特別講義を開催しました。

今回は昼食時に講義が企画され、Il Calepino社とワインのプレゼンテーションと共に、お料理との相性に着いて生徒のみなさんとともに楽しみながら学んで頂く機会となりました。

Il Calepino社ではValcalepio DOCが主流に造られており、その中でもスプマンテの生産は川を挟んで向かい側のフランチャコルタに勝るとも劣らず、そしてその味わいは国を超えてシャンパンの歴史をも思わせる味わいで地域の人々に愛されるワインを造るワイナリーとして注目されています。

「地域性を重視した自分たちのワイン作りを一つのフィロソフィーとし、誇りをもって全ての力を注いで行く」

という情熱を持ったプレゼンテーションを聞きながらのテイスティングは、思わず本当にその畑を訪れたくなるような気持ちを生徒のみなさんにもたらしたようです。

この日は、Valcalepio DOCスプマンテと「甘えびのお刺身」「パルミッジャーノレッジャーノとアチェートバルサミコトラッディッショナーレ」等、日本とイタリアの文化を融合したメニューとの食べ合わせが企画され、イタリア料理だけではなく、日本料理との相性に着いても考える事の出来た機会になりました。

 Il Calepino社 http://www.ilcalepino.it

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数字で見るVendemmia 2011

2011年のイタリアに置けるぶどうの収穫状況は例年にない収穫量の減少が顕著であるという結果が、istatの資料を参考にIsmeaによる推定により明らかになりました。

収穫総量としては42,3百万ヘクトリトル(2010年に比べ10%の減少)であり、43百万ヘクトリトル以下を記録するのは1957年以降3回目となります。 世界の中で常にトップクラスの生産量を誇るイタリアとしては、2011年度は49百万ヘクトリトルの生産量のフランスに1位の座を譲ることになります。

この減少の理由としては、気候も大きな影響を与える要因ともいえ、事実2011年は暑さが非常に長続きし、雨も少なかったのが特徴と言える気候でした。そのため、灌漑環境を認められている地域でも全てをまかなうことができず、ぶどうの房自体に大きなストレスを与えたということと、水分量が不足していたためぶどう粒の熟成時期が早まり、糖質が非常に凝縮した事等も収穫量の減少に影響を与えていると言われています。その他、シチリア州等を中心に「Vendemia verde」を行った事や、イタリア全土において平均的に2週間程収穫の時期が早かったこともあると言われています。

それではワインのクオリティーとしては??という会話もすでにあちこちでも話が始まっていますが、これは数字だけでは理解しきる事のできないもの。

参考までにISTATによる収穫量の推移についての一覧を掲載するのでご覧ください。

 

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Visita Cantina : Cantine Leonardo da Vinci

「AIS認定ソムリエ養成コース」では、第一レベルの授業の一環としてワイナリー訪問を行います。

第17期Accademia dei viniのコースの皆さんも、Vinci市近郊に位置する「Cantine Leonardo da vinci社」を訪れ、講義で学んだ内容を改めて実際に自分の目で確認をし、更に知識を深めたようです。

1961年に協同組合として設立された Cantine Leonardo da vinciは昨年2011年で50周年を迎え、現在では500ヘクタール以上の畑を所有し、150名以上の会員を抱える大きな組織へと成長しました。そしてその勢いはVinci近郊のみにとどまらず、現在ではMontalcinoにも協同組合を持ち、ワイン造りに加えてワインの輸入販売もグループ企業として行っています。

(詳細はhttp://www.cantineleonardo.it をご覧ください)

ワイナリー見学ではワインが造られる過程だけではなく、畑の作り方や土質等もしっかり説明を受け、その後のテイスティングでは10種のテイスティングを行いました。

各コンクールでも数々の賞を受賞し、先日開催されたVinci市主催のコンクールでも、Chianti Montalbano部門で見事に第一位を受賞した Cantine Leonardo da vinciのワイン。日本にも既に輸入が行われているワインのラインナップもあるとのことです。

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Vinitaly 2012

世界に誇るイタリア最大のワイン見本市とも言われているVinitaly(ヴェローナにて開催)。日本からも年々来場者が増え、年が明け、日本国内の各関係者の皆様も渡伊の計画を決めつつあるのではないでしょうか。

Vinitaly 2012最新情報として、まず話題となっているのが「Agricoltura Biodinamica/ビオディナミワイナリー」のコーナー。非常にコアなマーケットとは言うものの、世界を見渡せばリクエストが非常に増えつつあるマーケットとも言えます。会場内のPalaexpoのPrimo Pianoに100社以上が集まる予定です。

また、46回目となるVinitalyの最大の話題は開催日程の改訂。今まで4月の第一木曜日から翌月曜日の期間で開催されていた日程が、今回は3月25日(日)から28日(水)に開催されます。この日程にする事によって、今までの5日間から4日間に短縮されるものの、ビジネスとしては凝縮した時間を使う事によって、参加ワイナリーにとっても計一時間の有効活用をしてもらおうという配慮とも言われています。また、来場者の中にレストラン関係者も多く見込んでの日程設定にもなっており、来場者アップへの期待も込められているとの事。

参考までに、2011年度の来場者は156000名、内48000名が海外からの来場者となり、2010年度に比べ3%アップ。110カ国以上からの来場者がありました。海外の主要来場国としてはドイツ、アメリカ、カナダ、その他ヨーロッパの各国々から、そしてロシア、中国、香港からも多く訪れたそうです。

AISも会場内のブースにて皆様をお待ちしております。 イタリアワインを一同に知る良い機会とも言えるVinitaly。今から皆さんの春先の予定に組み込んでみては如何でしょう。

 

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Auguri!!

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Visita cantina con ENOLOGO : Tenuta bacco a Petroio

Enologo(醸造家)といえばワイン造りの専門家でもあります。その彼らが口々に言うのが「Enologoがワインを作る訳ではない。やはり畑のぶどうのクオリティーがあってこそのクオリティーワインなのだ」と。

AIS認定ソムリエ養成コースの中では、1レベルの最初に勉強するのが「栽培学と醸造学」。Accademia dei viniのコースでは、この授業には現在エノロゴとして世界を舞台に大活躍中の醸造家「Francesco Bartoletti先生」を招いて授業を行っています。

週末には、課外授業として彼の手がけるワイナリーを訪問し、醸造家からみたワイン造りについてじっくり学ぶことができ、イタリアならではのワインの勉強法を実体験。

この日訪れたのはVinci市郊外でChiantiワインを作る「Tenuta Bacco a petroio社」。家族経営の小さなワイナリーながらも、エノロゴBartoletti氏との協力のもと、丁寧に誠実に作られたワインは「グラスの中にワインへの愛情をきちんと感じ取ることができる」と、生徒のみなさんも感動を覚えたようです。

イタリアには、まだまだこうした小さいながらも素敵なワイナリーがたくさんあります。日本にもそんなワインが沢山上陸しているはず。日本で味わうイタリアワインからもそんなイタリアの空気を感じ取ってみてください。

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La logica della degustazione del vino

ソムリエ資格を取得してからが本格的なソムリエ修行とも言います。イタリアソムリエ協会では資格所得者のその後のスキルアップの為に、各支部において様々なセミナーが開催されています。

そんな中、今注目を浴びているセミナーがこちら、Roberto Bellini氏による「La logica della tecnica della degustazione del vino」です。

ワインを理論的に理解する能力を高める為のこのセミナーでは、毎回のテーマを決めてワインを様々な角度から分析をして行きます。

12回にわたる講義の中では、ワインの色や香り、そして味わいについて理解を深めて実力をつける事の出来る、非常に興味深い内容です。

17期Accademia dei viniの生徒のみなさんも、ソムリエ訓練の一貫としてこのセミナーに参加をしました。

皆さんが参加したその日は「I profumi del vino bianco」「i profumi del vino rosso」の2回のセミナー。

各回とも、品種による香りの特徴、そして土質との兼ね合い、そして熟成の中での香りの変化等々、ソムリエ養成コースで学んだ基礎を元に、それを更に高める為の講義と、それを実体験する為の8種類のワインのテイスティングが行われました。

赤ワインのセミナーでは、黒いグラスを使ってまさしく嗅覚の本質を見極めるテイスティングも行われ、ソムリエの訓練として、そしてワインを更に理解する為の訓練としても、とても良い経験になった事でしょう。

次回のこちらのセミナーのテーマは「L’equilibrio del vino/ワインのバランスについて」です。

イタリアで行われるこちらのセミナーですが、イタリアソムリエ協会会員の方であれば、どなたでもご参加頂く事は可能です。

1月下旬以降に行われる予定のこちらの講義、ご興味のある方はclub@aisjapan.itまでお問い合わせ下さい。casino onlinecasino onlinecasino onlinecasino online